発売日
2018年 11月 29日
- 特典情報
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ステラワース特典 キービジュアル使用A4クリアファイル
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書き下ろしSS小冊子(弧白×藍丸・雷王×藍丸・緋王×藍丸)
○弧白編「紅い花」
小間物屋から貴重な京紅をもらう。どうしたものかと迷った藍丸は、
ふと戯れに、閨で弧白の唇に塗ってみたのだが…
○雷王編「肌の記憶」
ある夜、藍丸が屋敷からいなくなる。
どうやら雷王の刺青を彫った彫師のところに行ったらしい。慌てて追う雷王だったが…
○緋王編「うらおもての恋」
限られた時間しか緋王と抱き合えないことを淋しく思う藍丸。
しかし ある時、緋王が新しい遊びを思いついたようで…
2018/11/29
2008年に発売されたPC版『紅色天井艶妖綺譚』と
ファンディスク『紅色天井艶妖綺譚 藍丸捕物帳』がひとつのパッケージに!
江戸を舞台にした妖と人が織りなす和風伝奇ボーイズラブADVがPlayStation Vitaに登場です!
【Vita版オリジナル要素】
◆PS Vita移植版では、本編とFDが一つのパッケージに!
PC版『紅色天井艶妖綺譚』とそのファンディスク『紅色天井艶妖綺譚 藍丸捕物帳』を
一つのパッケージに統合したコンプリート版になります。
◆新規イベントCG&新規書き下ろしエピソードを搭載!
原作スタッフ全面協力の元、本編では語られなかったオリジナルエピソードが追加されます。
◆PS Vita版ならではの機能が充実!
直感的なタッチスクリーン操作で快適にストーリーを読み進めることが可能です。
また、持ち運び便利なVita機ならではの快適な環境で、何度も手軽に楽しむことができます。
【ストーリー】
舞台は日本、時は江戸。
妖と人は互いに境界を保ちつつも、時に混ざり、時に相反しながら共生していた時代。
妖と人間の間に産まれた半妖・藍丸は江戸の町で何でも屋を営んでいた。
そこにある日「行方不明になった夫を捜して欲しい」という依頼が舞い込んでくる。
そこで藍丸は共に暮らしている妖・雷王と弧白と共に依頼主の元に向かう。
すると奇妙な現象が起こっていることを知る。
---まるで刀に魅入られたように、人が姿を消し、狂っていく---
江戸で起こっている妖刀事件。
事件を解き進めていくうち、藍丸は事件に隠された深潭の闇を見る…。
【登場人物】
※主人公
藍丸(らんまる)CV:中川慶一
「俺は半分で、両方だ。だからこそ分かることもある」
半妖。江戸の街・浅草で人間として、何でも屋を営んで暮らしている。
三歳の頃に母親が死亡し、それ以来雷王、弧白をはじめとする妖達と暮らしている。
妖としての能力は緋の炎を出し、攻撃出来ること。
好きなものは和菓子の金鍔。いつの間にか集まってきた他の妖怪に身支度の一切をさせている。
妖怪達は喜々としてそれをするので実際の生活能力は低い。
自分が半妖で、なおかつ力がある所為か他の不幸な境遇の妖の面倒も見ている。
いつも煙管で煙草を吸っているが、煙管の中には極楽蝶という妖が住んでおり、いざと言う時には小太刀に変わり藍丸の武器となる。
体術・剣術共に得意。
雷王(らいおう)CV:安元洋貴
「お前の母親は、お前が人として生きることを願っていた。俺はそれを守り続けて行くだけだ」
妖。藍丸の母親に主人公の後ろ盾を頼まれてからずっと一緒にいる。
それ以来藍丸の教育、また身の周りの世話などを引き受けている。
闘いは肉弾戦が中心。雷、の名の通り雷を纏って攻撃することが多い。
本能で動く妖達の中にあって思慮深く、豪奢な事を好まない質実剛健を旨とする性格。
弧白(こしろ)CV:前田剛
「おや…、ただの儀式なのに、舌を入れられて興奮したか?」
妖。いつの頃からか藍丸と共に居る妖。
雷王が人間として生きることを主人公に勧めるのに対し、弧白は妖として生きることを勧めていく。
自分ではあまり戦わず、従属に戦わせる。従属が消滅しても構わないと思っている。
自分の本意はあまり見せず、藍丸の言葉に従う。従属する快楽にしたがっている妖らしい妖。
桜螺(さくら)CV:高橋研二
「…殺しはしない。ただ消すだけだ…お前の、妖の半身を」
人間。長い髪を後ろでまとめ、大刀を二本差している浪人風の男。
表情を変えることは少なく他者とあまり関わらない性格だが、一度懐に入れた相手に対しては情が厚い。
突然藍丸に剥妖刀を突きつけ窮地に立たせるも、ぎりぎりのところで今日丞に邪魔をされ逃げられる。
加えて「衆道の犯罪者」呼ばわりされたことに憤慨し、今日丞とはその後も犬猿の仲となる。
持っている剥妖刀は非常に力に溢れており、その刀を使う為にある契約をしている。
桜螺、という華やかな名はその為のものである。
久慈今日丞(くじ きょうすけ)CV:松原大典
「男を襲ってお縄になる位なら、陰間でも買えば良いものを…」
人間。藍丸の危機を二度にわたって助けてくれた侍。
とある旗本の次男坊だが、次男の為家督相続権は持っていない。
しかしいつも家族の事を大事に思っている。
優しげな顔ではあるが、道場で師範代を努めるほどの剣の達人で、人望も厚い。
依頼の為、藍丸に刀を突きつけている桜螺に対して挑発的な態度を取るなど
あまり気に喰わない人物に対しての態度はやや慇懃無礼で、
加えて修めている剣術や考え方の違いから、後々まで桜螺とは相容れない存在となっている。
雷王や弧白からは、今日丞の気配の無さに警戒されている。
緋王(ひおう)CV:???
「肉体の感覚があるというのは、良いものだな……」
妖。冷酷な性格で、絶対者たる力を持つ。
嘉祥(かしょう)CV:一条和矢
「——逢い引きならば、お前の閨でというのが、一番の本望だが……」
非常に永い時を生きている大妖。羽織役であり、沢山の従属を持つ。
人間の世界では大店を営んでいるが、裏の顔は様々な道具から違法薬種まで取り扱う闇の商人。
藍丸と同じように依頼を受ける事もあり、今まで何度か藍丸と対立している。
妖はただ存在そのものであり、善も悪も存在しないという考え方を持つ。
それ故、従属に後ろ暗いものが居ても気にはしない。
嘉祥という名前は本当の名ではない。生まれたのが余りにも昔だったため、名前すら忘れてしまった。
そのため覚えのある年号から名をとっている。よって「嘉祥」は「仮称」という意味も含んでいる。
そんな彼にとって、歳若い藍丸は赤子同然である。
烏丸五郎丸鷹比佐(からすまごろうまるたかひさ)CV:山本兼平
「……なかなかやるな。だが、俺を宙へ放ったのが、お前の運の尽きだ」
天狗で武術に長けており、一族の若い仲間達の筆頭である。
祭祀の為に江戸に来ていたが、人間の子どもと共に消えてしまい……。
原画:小山宗祐
シナリオ:中条ローザ、漣、柚木美里依、速見漣、御雄幸路
企画原案 :御雄幸路
音楽制作:春日森、六弦アリス
キャスト:中川慶一、安元洋貴、前田剛、高橋研二、松原大典、鳥海浩輔 ほか