2017年に韓国で放送された「PRODUCE 101 Season 2」に唯一の日本人として出演し、日本人K-POPアイドルとしてグローバルに活躍してきた高田健太による初書籍。「アイドル」という言葉の定義は曖昧で、だからこそ美しい。しかし昨今、K-POPアイドル市場が急速に拡大しグローバル化する中でアイドル本人の精神的負担やSNSでの誹謗中傷、ずさんなマネジメントなどアイドルビジネスが抱える問題点も露わになってきた。生産者であるアイドルと芸能事務所、そして消費者であるファンがこのまま「アイドル」について考えることから目を背け続けたらいずれ、アイドル文化そのものが“ただ消費されるだけのビジネス”と化すだろう。正解も不正解もないけれど、それぞれの定義を考えるべき時がきた。当事者として、内側からアイドル界を見つめてきた高田健太が自身の経験を振り返りながら、読者に問いかける。「アイドルとは何か?」それぞれが自分なりの答えを見つけるキッカケになってほしい。そんな願いを込めた魂の一冊!●高田健太2017年に韓国で放送されたサバイバル番組「PRODUCE 101 Season2」に唯一の日本人練習生として出演し、話題を呼ぶ。番組終了後にファンの間でデビューを望む声が高まったメンバーが集結して「JBJ」を結成し、デビューを果たした。その後も継続してグローバルな活躍を続け、現在は「KENTA・SANGGYUN」として活動中。また、アート活動も精力的に行っており、2021年には個展「MADE in KENTA」を日韓で開催した。本作が初著書となる。