愛され続ける作品の数々が詰まった、チェロ音楽のブーケギンツェル&ヴァイスブロードの演奏で、チェロを味わい尽くす!チェロの巨匠として名高く、チェロの作品を数多く残したポッパーの華やかなサロン小品「ハンガリー狂詩曲」、ドヴォルザークの影響が見られるスークの10代の頃の作品「バラードとセレナード」、そのスークの弟子であるマルチヌーの、民族色の中にも新古典主義的な響きが垣間見られる「スロヴァキアのテーマによる変奏曲」、様々な楽器で取り上げられることの多いフォーレの「シシリエンヌ」と、超絶技巧が蝶の羽ばたきを思わせる「蝶々」、エルガーのおなじみの作品「愛の挨拶」(原曲はピアノ)、ギンツェル自身による作品「トンボ」、モーツァルトのオペラ「魔笛」の美しいアリア「恋を知る男たちは」をテーマにしたベートーヴェンの「モーツァルトの『恋を知る男たちは』の主題による7つの変奏曲」、そして、比較的若い頃の作品にして既にその後の彼の創作に一貫する深淵さを感じさせるブラームスのソナタ。チェロの魅力を目一杯堪能できる、まるでチェロ作品のブーケのようなCDです。 演奏は、数々の主要なオーケストラと共演するソリストとして、またドイツ弦楽三重奏団のメンバーとして名高いチェリスト、ライナー・ギンツェルと、ソロのみならず室内楽、伴奏においても世界的に活躍しているピアニスト、アネット・ヴァイスブロード。チェロの底知れぬ魅力にじっくり浸ることができる一枚です。(輸入元情報)【収録情報】● ポッパー:ハンガリー狂詩曲 op.68● スーク:バラードとセレナード op.3● マルチヌー:スロヴァキアのテーマによる変奏曲● フォーレ:シシリエンヌ op.78● フォーレ:蝶々 op.77● エルガー:愛の挨拶 op.12● ギンツェル:トンボ● ベートーヴェン:モーツァルトの「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 WoO.46● ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 op.38 ライナー・ギンツェル(チェロ) アネット・ヴァイスブロード(ピアノ) 録音時期:2009年9月 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV