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2023年3月末に長野県松本市に在る国内屈指のギター工房"Sugi"へ伺い、木材選定及びカスタムオーダーをして参りました。
今回のコンセプトは"Sugiフラッグシップ店設立"であった為、日本一潤沢なSugiのラインナップを展開するべくスタンダード品とカスタムオーダー品を大量にオーダーして参りました。
こちらの個体は、木材から塗装まで好きな仕様でオーダーするカスタムオーダー品となります。
元々芸術品の様なギターを作り出すSugiですが、当店担当の感性と嗜好をSugiの技術力と発想力で一つの形にする。
そうすることでこの世に2つと無い芸術品の様なギターが誕生しました。
そしてギターはその名の通り楽器という実用的且つ根源的存在理由がございます。
ならば、サウンドが悪いギターを作ってしまってはもはや本末転倒となってしまいます。
"最高のルックスと最高のサウンドを持つDS496"
これが当店として決して譲歩する事の出来ない、最上位の命題です。
この命題を達成する為に現地で木材選定を重ね、悔い一つ残さず満足出来る完成度を誇るDS496が完成致しました。
こちらの個体はSugiへのオーダー案当初の通り、最高の杢目を誇るフレイム系のメイプル(EXグレードのエキゾチックメイプル)を使用したDS496の製作となりました。
Sugiの材倉庫には数多くのフレイムメイプルやフレイム系のエキゾチックメイプルがストックされていたのですが、数多の材の中で個人的に一番心に刺さった杢目をしていたのがこの個体に使用したエキゾチックメイプルございました。
私がこの個体(エキゾチックメイプル材)に惚れた理由としましては、Sugiのフレイムメイプルの中でも特にワイドで荒れ狂う様な激しい杢を持つ材であった為でございます。
勿論全ての杢が細やかで均一且つ整ったフレイムも非常にかっこいいのですが、ある程度杢目のサイズが異なり激しく入り乱れる様な杢の方がトップ材として見ごたえがある上に面白みや"クセ"があり長く楽しめる為、当個体の様な材を私は好んで使用します。
実際に当個体は、ボディー上部付近はワイドで杢目同士が入り乱れる様な独特且つワイルドな杢目を形成しております。
一方ボディー下部の杢目は比較的細やかながらも深みのある杢目をしております。
全体として、一見整った様に見える杢目ながらもワイドな杢目やエキセントリックな杢目を併せ持ち、ギラギラと表情を変えてくれる魅力的なルックスのトップでございます。
こちらの個体は一目見た時から燃え上がる様な炎を彷彿とさせるトップ材であった為、杉本社長と協議の上ダーティーでありながらも透明感を併せ持つ赤系のバーストカラーを採用する事に致しました。
そこでルックスのイメージを踏襲しながらもサウンド重視でボディーバック材を考える事にしました。
キルトメイプルは所謂ソフトメイプルと言われる部類に入る材で、トップ材に使用をしたとしてもあまり大きくサウンドに干渉をする事がありません。
大体フラットな特性を持つトップ材であるからこそ、変にサウンド特性を変える事なく最大限ボディーバック材の特性を活かす事が出来ます。
そこで選択した材がフィジーマホガニー材でした。
フィジーマホガニーは、ホンジュラスマホガニーの苗をフィジーで育てたマホガニー材で、材の特性はホンマホと非常に似通った材でございます。
炎をイメージしたルックスである為、"灯の様に透明感のある温かさ"がルックスからのサウンドイメージに直結すると考え、温かみのあるサウンドながらも透明感や分離感に優れたフィジーマホ(ホンマホと同種)をセレクト致しました。
次に選定した材がエボニー指板でございます。
フィジーマホガニーを採用すると決めた際に、"フィジー(ホンマホ)らしい音の透明感と分離感の良さ"を最大限活かしたサウンドに仕上げたいと考え、指板材の中でも最も音の立ち上がりに優れたエボニー材を使用する事に決めました。
エボニーを使用するといっても、最近は良質なエボニーが減り縞模様が出た材ばかりとなります。
そこでSugiさんにお願いをして、隠し持っていた漆黒の良質なエボニーを選ばせて貰う事になりました。
実際に指板材を叩いたところ、中でも特に硬質で澄んだ音のする真っ黒なエボニーを選定させて頂きました。
ネックや指板には、非常に美しい杢目を誇るフレイム(カーリー)メイプルを採用しております。
Sugiの木材倉庫にフレイムメイプルを置いていない事が多々あるのですが、幸運なことに今回選定したタイミングにはたまたまSugiさんが一押しする程に質の良いフレイムメイプルネックのストックがございましたので、当個体に使用させて頂きました。
当個体は炎(フレイム)をイメージしたギターに仕上げる事は先述の通り決めておりましたので、燃え上がる様な杢目を持つフレイムメイプルがボディートップのルックスとマッチすると考え、極上の杢を持つフレイムメイプルを採用致しました。
サウンド面でも、マホガニー・エボニーの組み合わせはGibson社のLes Paul Customを始めとして、PRSやSuhr等といったハイエンドギターでも長年採用され続けてきた王道中の王道の組み合わせです。
フィジーマホガニーの太く甘くも色気と透明感のあるサウンドとエボニーの硬質で反応の速いサウンドは非常に相性が良く、分離感を持ちながらも丸みのあるサウンドを重視するプレイヤーには大変おススメが出来る組み合わせです。
実際、当個体も他のDSシリーズと比べてふくよかさと色気を兼ねそろえたサウンドを発揮する為、カッティングや掻き鳴らす様なプレイとの相性は抜群に優れております。
Sugiのギターらしくサウンド全体に柔らかさを持っている為、アルペジオ等といったクリーン重心のサウンド・プレイでも最高のサウンドを創り出します。
実際に完成したこちらの個体は最高のルックスに仕上がりました。
当ページの画像をご覧頂いても明確ですが、透明感が強くダークさと鮮やかさを兼ね揃えた色味のカラーリングとなっております。
昏い炎というイメージを体現して下さったのが良く分かるルックスです。
杢目の目止めに黒い塗料を使用している事でダークさを生み出しながらも、カラーリング自体は非常に透明感のある炎の色味を再現した絶妙なカラーに仕上げられております。
まさしく"炎の色味の違い"を優れた感性と塗装技術で再現した仕上がりとなりました。
杢目それぞれの表情もカラーが変わる事で様々な表情を見せてくれており、杢目フェチであろうとなかろうと魅惑する極上の美を作り出しております。
昏い雰囲気と華々しい雰囲気という、矛盾すべき要素が矛盾せずに成立した当個体は、奇跡的なバランスによって成立した芸術品です。
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