参考動画 マッテイス:壊れた経過区、急速な楽句そして幻想曲参考動画 ピゼンデル:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調〜第1楽章通奏低音なし〜バッハへ至る道で「バッソ(=通奏低音)なし〜バッハへ至る道で」と題された、17世紀後半から18世紀前半にかけての無伴奏ヴァイオリン作品集。無伴奏ヴァイオリンと言えばバッハとなってしまいますが、その先駆作品を聴くことができます。個々の曲はいずれも素晴らしい作品ばかりで、しかもそれらが並ぶことでバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、パルティータ集がこれらの伝統の上に成り立っていることがよく分かります。ことにヨハン・ヨーゼフ・フィルスマイアー[1663-1722]のパルティータ集(ここに収録されているニ長調を含む6曲)はバッハよりも数年前の作品で、極めて充実した内容で聴き応えがあります。 ナージャ・ツヴィーナーはまだ十代の学生の頃に、今や人気弦楽四重奏団であるクス四重奏団の創立メンバーを務めたヴァイオリニスト(彼女は正式には第2ヴァイオリンでしたが、しばしば第1ヴァイオリンを受け持ってもいました)。そう言われてみれば、1つのヴァイオリンながら緻密なアンサンブルを思わせる演奏で、また重音でも音程が極めて正確で美しい響きです。(輸入元情報)【収録情報】● バルツァー:前奏曲● マッテイス:壊れた経過区、急速な楽句そして幻想曲● ヴェストホフ:組曲 イ短調● コレッリ:前奏曲 イ長調● トレッリ:前奏曲 ホ短調● ピゼンデル:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調● コレッリ:前奏曲 ニ長調● 作者不詳(ノゲイラ手稿譜):幻想曲 ニ長調● フィルスマイヤー:パルティータ イ長調● 作者不詳(ノゲイラ手稿譜):前奏曲と幻想曲 ヘ長調● バルツァー:アルマンド● パーセル:前奏曲 ト短調 N773● ビーバー:パッサカリア ナージャ・ツヴィーナー(ヴァイオリン) 録音時期:2020年6月8-10日 録音場所:ライプツィヒ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV