リストの『前奏曲』、カサドシュ独奏のラヴェルの『左手』1952年10月30日の公演の模様をすべて収録チェリビダッケ&ウィーン響によるブラームスの第1交響曲1952年10月30日に、チェリビダッケがウィーン響を指揮してウィーンのコンツェルトハウスでおこなったコンサートの模様をライヴ収録したアルバムがORFEOよりリリース。音源には、正規の許諾を得て、ロート・ヴァイス・ロート放送グループ収録による、ウィーン交響楽団アーカイヴ保有のテープが使用されています。 メインのブラームスの第1交響曲は、近頃ウィーン響の自主レーベルを通じても発売されましたが、ここでは前半のプログラムであるリストの『前奏曲』と、名手ロベール・カサドシュをソリストに迎えたラヴェルの『左手のための協奏曲』とを含め、当夜の模様をすべて収めているのがたいへん価値あるところといえるでしょう。 繊細な美観と雄渾な表現のあざやかな対比で楽曲の魅力を的確につかんだリストに加え、カサドシュの高雅な気品を湛えたピアノが雄弁に歌うラヴェルもまた次元の異なるすばらしさで、夢のような一夜に心ゆくまで浸ることができます。(キングインターナショナル)【収録情報】・リスト:交響詩『前奏曲』 [17:49]・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調 [18:29]・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68 [47:29] ロベール・カサドシュ(ピアノ) ウィーン交響楽団 セルジウ・チェリビダッケ(指揮) 録音時期:1952年10月30日 録音場所:ウィーン、コンツェルトハウス 録音方式:モノラル(ライヴ) 音源:ウィーン交響楽団アーカイヴ提供/ロート・ヴァイス・ロート放送グループ収録Powered by HMV最高の音で楽しむために!