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New Sounds in Brass NSB第17集 トゥルース【楽譜】
●編成
Conductor x1
Piccolo x1
1st Flute x 2
2nd Flute x 2
*Oboe x 1
*Bassoon x1
Clarinet in E♭ x1
1st Clarinet in B♭ x3
2nd Clarinet in B♭ x3
3rd Clarinet in B♭ x3
*Alto Clarinet in E♭x1
Bass Clarinet in B♭ x1
1st Alto Saxophone in E♭ x1
2nd Alto Saxophone in E♭ x1
1st Tenor Saxophone in B♭ x1
2nd Tenor Saxophone in B♭ x1
Baritone Saxophone in E♭ x1
1st Trumpet in B♭ x1
*2nd Trumpet in B♭ x1
3rd Trumpet in B♭ x1
4th Trumpet in B♭ x1
1st & 2nd Horns in F x2
#* 3rd & 4th Horns in F x2
1st Trombone x 1
2nd Trombone x 1
3rd Trombone x 1
*Bass Trombone x 1
Euphonium x 2
Bass in C x 2
Electric Bass Guitar x 1
*Electric Guitar x 1
*Piano (Option) x 1
*Wind Synthesizer (Option) x 1
Drums x 1
Timpani x 1
Glockenspiel x 1
*Vibraphone x 1
Xylophone & Marimba (Option) x2
Tambourine x1
(*印(#4thのみ)のパートをはぶいた編成でも演奏可能です。)
●曲目解説
F-1グランプリのテーマ曲ですっかりお馴染みになったこの曲は、今や世界的に人気のあるフュージョングル ープ「T.スクェア」のギタリスト、安藤まさひろによるものです。
「オーメンズ・オブ・ラヴ」、「宝島」 などでも知られる同メンバーの和泉宏隆の小粋で爽やかなサウンドとは対照的に、 彼のサウンドは強烈なビートとパワー漲るメロディープレイに特徴があるといえるでしょう。
また、この曲では伊東たけしの狂乱したようなウィンド・シンセサイザーのソロも聴きどころの一つです。
●演奏にあたって
吹奏楽の新しい試みとして、 ウィンド・シンセサイザーを取り入れてみました。
この曲では、ソロ楽器として アドリブ等で活躍していますが、もちろんウィンド・シンセサイザーがなくても演奏できます。
パート譜には、それぞれの楽器にふさわしいアドリブの一例が書かれていますので、参考にしてください。
コーダの部分のアドリブは全く自由です。思いきりハメを外してみてはどうでしょうか。アドリブを除いては、特に難しいところはありません。
小編成で演奏可能なので、楽器を省略する場合は、編成表をご覧ください。スタンドプレー、ゲストプレイヤーとの共演など、ステージでの演出をいろいろ工夫してみてください。
また、鍵盤打楽器も活躍するので、工夫次第ではマーチングバンドでの活用も考えられます。
パンチの効いた、スピード感のある演奏が望まれます。
<ウィンド・シンセサイザーについて>
今、ウィンド・シンセサイザー (以下ウィンドシンセ) が吹奏楽界でも注目を集めています。ウィンド・シンセとは、木管楽器の形状をしたコントローラーでシンセサイザーを演奏するものです。
ウィンド・シンセの大きな特長は、従来の鍵盤型シンセサイザーでは表現できない管楽器独自の微妙なニュアンスが、管楽器の奏法によって容易にコントロールできるということです。
つまり、クラリネットやサクソフォーンを吹いている人なら 誰でも簡単にウィンド・シンセを扱うことができるのです。
詳しい機能については専門書に譲ることにして、ここでは吹奏楽でのウィンド・シンセの活用方法について考えてみましょう。
この曲のようにソロ楽器として扱うほか、 複数のウィンド・シンセでセクションプレイをすることも考えられます (コーラス等)。
また、シンセサウンドの他にも、予算の都合で買えない楽器 (オーボエ、バスーン等)の代用、吹奏楽で使われない楽器 (民族楽器 弦楽器吹奏楽の意義がなくなるが一等)の代用なども考えられます。
また、音源となるシンセサイザーの機能によっては、いろいろなアイデアも生まれます。
例えば、この「トゥルース」のアドリブのモード (音階)は、メイジャー・ペンタトニック (いわゆるヨナ抜き) で表現できます。
音律を設定できるシンセサイザーでこの音階を設定しておけば、どんなに音を間違えても大丈夫、積極的に言えば、無謀なプレイをするほどプロ顔負けの演奏になるかも知れないということです。
(もちろん、まではシンセサイザーはカバーしてくれませんが。) 演奏するまではどんな音がするのか分からないのが、ウィンド・シンセの面白さでもあります。
ステージを演出するにはうってつけの新楽器の出現ではないでしょうか。 (星出 尚志)
編曲者:星出 尚志
難易度:★★
演奏時間:3分50秒
仕様 A4判縦/20ページ
商品構成 楽譜
JANコード 4947817299899
ISBNコード 9784636110517
楽器 吹奏楽
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