フルシャ&バンベルク響の好サポートを得てカハーネクがドヴォルザークとマルチヌーの協奏曲に挑む!イヴォ・カハーネクがドヴォルザークとマルチヌーのピアノ協奏曲を録音。共演はヤクブ・フルシャ指揮バンベルク交響楽団で、スプラフォン・レーベルとバイエルン放送の共同企画により実現しました。 ドヴォルザーク唯一のピアノ協奏曲は1876年に作曲されたものの何度も書き換えられました。1883年に改訂版が完成。作曲を依頼し作品を献呈されたカレル・スラフコフスキーのピアノによって演奏されました。ヴァイオリン協奏曲にくらべて演奏頻度が少ないもののドヴォルザークの作品を知るうえでかかせない作品といえましょう。 カップリングはスプラフォン・レーベルが力を注いで新録音をリリースしているチェコの作曲家、ボフスラフ・マルチヌーです。マルチヌーは生涯400作にも及ぶ作品を残した多作曲家として知られ、ピアノ協奏曲は5つ作曲されております。『呪文』と題された第4番はチェコを代表する大ピアニスト、ルドルフ・フィルクシュニーの委嘱により作曲された作品。オーケストラを縮小し、打楽器やハープを加えている興味深い協奏曲です。 ピアノのイヴォ・カハーネクは感情の豊かさと深さで評価されている演奏家で、サイモン・ラトルが2014年11月のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートにてソリストに指名するなど、ヨーロッパを中心に活躍を場を広げているチェコ期待の星です。(輸入元情報)【収録情報】1. ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調 Op.33 (1876)2. マルチヌー:ピアノ協奏曲第4番『呪文』 H.358 (1956) イヴォ・カハーネク(ピアノ) バンベルク交響楽団 ヤクブ・フルシャ(指揮) 録音時期:2017年10月4,5日(1)、2019年1月17-19日(2) 録音場所:バンベルク・コンサート・コングレス・ホール「ヨゼフ・カイルベルト・ザール」 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション:1、ライヴ:2)Powered by HMV