次なる書状渡しの目的地、サマリアールに入ったウサトたち一行。だが“祈りの国”と呼ばれ亜人を忌み嫌うこの国で、獣人であるアマコ、そして、魔物であるネアが突如として行方をくらませてしまう。ウサトは状況が呑み込めず混乱するものの、まずは自身の旅の目的である書状渡しを完遂しようとサマリアール国王のルーカスに謁見する。 “魔王に対抗するべく連合軍を組みたい”という書状の内容をルーカスはあっさり承諾するが、なぜかウサトはルーカスの娘である王女エヴァと同居させられることに!?果たしてアマコとネアは無事なのか、そして“常識破り”の回復要員すらたじろぐ“常識知らず”の姫君の秘密とはーー!?第六巻でもウサトの受難は続く!!