ベートーヴェン:ミサ・ソレムニスブロムシュテット&ゲヴァントハウス管近年、各地に客演してベートーヴェンのミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)をとりあげているブロムシュテットが、ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮した公演をライヴ録音した注目盤の登場。この演奏の時にはすでに85歳になっていますが、長丁場でも椅子を使わず、キビキビした指揮ぶりは健在ということで、その気力・体力には驚くばかり。 ブロムシュテットはだいぶ以前、アナログ後期にベートーヴェンの交響曲全集と、オペラ『レオノーレ』を録音、模範的な解釈と卓越したオーケストラ統率によって高い人気を獲得しましたが、その後、1985年に第九をライヴ録音したときには、実演の迫力と高揚感を示して深い感銘を与えてくれてもいました。 今回はそれから27年を経ての録音、しかも未録音レパートリーである『ミサ・ソレムニス』ということで、老境のブロムシュテットがどのような世界を描いてくれるのか、非常に楽しみなところです。(HMV)【収録情報】・ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)ニ長調 Op.123 ジモーネ・シュナイダー(ソプラノ) ゲルヒルト・ロンベルガー(アルト) リチャード・クロフト(テノール) ヨッヘン・クプファー(バス) MDR放送合唱団(ライプツィヒ) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) 録音時期:2012年9月20-23日 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)Powered by HMV最高の音で楽しむために!