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これぞ完璧なアンサンブル!鬼気迫るアルバン・ベルク四重奏団1978年シュヴェツィンゲン、白熱のライヴ!このアルバムはアルバン・ベルク四重奏団の1978年4月のシュヴェツィンゲン音楽祭ライヴから、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第7番とルトスワフスキの弦楽四重奏曲を収録したものです。 当四重奏団結成時から演奏していたベートーヴェンはまさに絶品の一言に尽きます。きめ細やかな抜群のアンサンブルは速いパッセージでも一切乱れることがなく、ライヴとは思えないほどの完璧な演奏です。一方、後半のプログラムにはルトスワフスキでした。アルバン・ベルク四重奏団はウィーンの伝統や様式を守りつつ、コンサートで必ず20世紀の曲も取り上げるポリシーを掲げていました。1964年に作曲されたルトスワフスキ唯一の弦楽四重奏曲は十二音技法を駆使して、各パートが異なるテンポとリズムで交錯する立体的で独特の魅力を持った作品です。終楽章ではまるであちこちから亡霊が浮かび上がってくるようなおどろおどろしさを感じさせます。このような当時の現代作品をライヴにて積極的に取り上げてきた重要性を再認識されられるような素晴らしい演奏です。 第1ヴァイオリンのギュンター・ピヒラーとチェロのヴァレンティン・エルベンは1970年の団結成時から解散した2008年まで変わらず活躍しましたが、第2ヴァイオリンとヴィオラはメンバー変更がありました。当ライヴ録音では1970年結成以後はじめてのメンバー変更があった時期で、ちょうど第2ヴァイオリンのクラウス・メッツルがゲルハルト・シュルツに代わった直後にあたります。しかし、シュルツの演奏はこの時すでにアルバン・ベルク四重奏団の音色を奏でており、ひと際熱のこもった演奏となっております。(キングインターナショナル)【収録情報】・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』・ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲 (1964) アルバン・ベルク四重奏団  ギュンター・ピヒラー(第1ヴァイオリン)  ゲルハルト・シュルツ(第2ヴァイオリン)  ハット・バイエルレ(ヴィオラ)  ヴァレンティン・エルベン(チェロ) 録音時期:1978年4月28日 録音場所:シュヴェツィンゲン城 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)Disc11 : Allegro2 : Allegretto Vivace E Sempre Scherzando3 : Adagio Molto E Mesto - Attacca4 : Thme Russe: Allegro5 : Introductory Movement6 : Main Movement7 : Appassionato8 : FunebrePowered by HMV
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