若き日のヨーヨーが鮮やかに奏でる無伴奏第1回目録音、ピクチャーディスク仕様でLPリリース現代最高のチェリスト、ヨーヨー・マはチェリストにとっての旧約聖書と言われるバッハ:無伴奏を3回録音している。本作はヨーヨー・マが20代半ばで録音した第1回目の録音であり、1983年の初発売から40周年を記念したアニバーサリー企画。プロデューサーのリチャード・アインホーンによる新規ライナーノーツも掲載。リチャード・アインホーンはグールドのゴールドベルク変奏曲(1981)も手掛けている。ヨーヨーは音楽家だった父の手ほどきで4歳のときから毎日2小節ずつ練習し、今も毎朝演奏するほど大事な曲だとかつてインタビューで語っていた。そしてこの第1回目の録音がヨーヨーに初のグラミー賞をもたらしている。今回のLP3枚組のアナログ盤面は、全6曲の自筆譜の一部が両面印刷されたピクチャーディスク仕様。海外生産商品(盤・ジャケットともEU製造)をそのまま輸入し、日本語解説と帯を付けて日本盤として発売する(カッティングに際しては、同時発売されるハイブリッド盤のリマスターは使用しておりません)。