1998年発表のグラミー賞受賞作『ガーシュウィン・ワールド』以降、DJとの共演によるエレクトロ・ジャズ作『FUTURE 2 FUTURE』(2001年)や、ヴォーカリストたちとの共演によるポップ・アルバム『ポシビリティーズ』(2005年)と、常に衰えぬ冒険心でジャンルを超越する活動に力を注いできたハービー・ハンコックがテーマに選んだのが、カリスマ的シンガー・ソングライター=ジョニ・ミッチェル。ハービーとジョニは、70年代からインスパイアしあい、お互いの作品にゲスト参加したこともある深い絆で結ばれた間柄。本作ではジョニ本人をはじめ、ノラ・ジョーンズやコリーヌ・ベイリー・レイなど人気ヴォーカリストたちをゲストに迎えつつ、ジョニの詩の世界観を見事に再構築。叙情的で洗練されたサウンドが心を打つ、芳醇なアコースティック・ジャズ作品となっています。 プロデュースは、80年代以降ジョニのクリエイティヴ・パートナーであり、近年はマデリン・ペルーの大ヒット作でも知られる巨匠ラリー・クラインが担当。【パーソネル】ハービー・ハンコック(p)ウェイン・ショーター(ts, ss) デイヴ・ホランド(b)ヴィニー・カリウタ(ds) リオーネル・ルオケ(g)≪ゲスト・ヴォーカル≫ジョニ・ミッチェルノラ・ジョーンズコリーヌ・ベイリー・レイティナ・ターナーレナード・コーエンルシアーナ・ソウザDisc11 : Court And Spark - (with Norah Jones)2 : Edith And The Kingpin - (with Tina Turner)3 : Both Sides Now4 : River - (with Corinne Bailey Rae)5 : Sweet Bird6 : Tea Leaf Prophecy, The (Lay Down Your Arms) - (with Joni Mitchell)7 : Solitude8 : Amelia - (with Luciana Souza)9 : Nefertiti10 : Jungle Line, The - (with Leonard Cohen)Powered by HMV