嘉納柔道、古流剣術などの実用性を取り入れた実戦重視の植芝合気道!柔道創始者嘉納治五郎の命を受け、合気道開祖植芝盛平の愛弟子として独自の武道を創設した望月稔直伝の総合実戦的合気道──正風会合気道。手技、体技、足技、極め技、形、そして国際的に評価される捨身技を特色とするこの武道の優れた体系を全二巻で丁寧に解説。現代武道に則した攻撃法への対応と実戦の攻防を念頭に置いた哲学と技術は、多くの武道・武術修行者の稽古に資する内容となっている。第二巻となる捨身技/形編では、正風会合気道の大きな特色である高度な捨身技と武道理念を合理的に集約させた各種制定形を中心に紹介していく。捨身技1.半捨身技─半身体勢で投げる技首落し 張手倒し 筈押捨身 捨身胴返し内巻き込み 入身肩車 小内掛け捨身 もたれこみ2.横捨身技─攻めの側面に位置して投げる技外脇取り 肘掛け 腕巻き 奥襟逆隅返し 首抱き首絞め 大入身首絞 捨身十字絞め3.真捨身技─敵を真後ろか、真向に投げる技首巴 腕巴 大入身腕巴 足巴 外入身捨身肩車前入身捨身肩車 袈裟掛け 蟹挟み形1.術理の形 2.体捌きの形3.陰陽表裏の形 4.捨身の形得物取り太刀取り 杖取り 短刀取り自由乱取り