緩み、軸、情報戦??。柔らかさが産む、真の速さとは古武道の型を先人が残した単なる手順として真似るのではなく、侍と呼ばれた先人が「やろうとしていたこと」を研究・稽古する柔剣雷心会。本DVDでは代表である永野勝師範が、緩みと軸から生まれる武道の「柔らかさ」と「崩し」、そして「速さ」を、体術、剣術等の型を通して、全二巻で解説・指導していく。第一巻では、受けの取り方、関節と軸の意識、姿勢、足運びで動きを作った後、肩、中心線を主題とした活きた型稽古を学んでいきます。CONTENTS1:稽古とはー共同で作業する?受けの重要性武術は情報戦である:素直な反応、伝わる圧/伝わらない圧ダメな受けとは:部分脱力、反対側の傾き自然な受けとは:強張らず軸を意識する、中心を守る?技が掛かっている状態とは設定条件の注意 肩の死に体体の中心抑え2:稽古の基礎?稽古に入るための身体操作?柔らかさ:緩みと軸膝の緩み:足の入替肘の緩み:合掌揚、木刀での基本素振柔かな受け身:前受け身、後受け身?半身と直線:廻らない世界身剣一致:半身の入替足の運び:歩法、転換3:技へのアプローチ(1)?肩への詰めと抜き?肩の詰め柔術:一教 剣術:小太刀・受車?肩の抜き柔術:手解返 剣術:巻太刀?詰めと抜き座技:小手返 剣術:小手返4:技へのアプローチ(2)?半身と中心線の攻防?半身の入替柔術:一教 剣術:小太刀・変魔刀?中心の抑え柔術:手解返 剣術:二刀・両角?半身と中心線座技:小手返・撞木立技:中段突小手返指導/監修◎永野勝(古武道・柔剣雷心会代表)昭和43年生。23歳のとき松聲館(甲野善紀師範主宰)に入会、その後、実兄である永野順一が主宰する「風心会」に参加。平成12年からは独自に武道の研究会を始め、平成17年に柔剣雷心会を設立。以来、古武道の指導・研鑽に努めている。指導協力◎相良江美 新井俊 喜納辰洋