チェロとオルガンによるヴィヴァルディチェロ奏者のベノワ・ロワゼルとオルガン奏者のヴァンサン・ブシェによるヴィヴァルディの室内楽作品集。ヴィヴァルディの作品の中でチェロとオルガンは通奏低音として使用されることは多いですが、ソロ楽器として取り上げられることはヴィヴァルディの全作品でもほとんどありません。スターバト・マーテル、ヴィヴァルディ原曲によるバッハの協奏曲、ヴァンサン・ブシェ編曲によるニ短調など、ベノワ・ロワゼルとヴァンサン・ブシェは選曲するにあたり、ヴィヴァルディの有名な作品をチェロとオルガンのために編曲したものも収録しています。 ベノワ・ロワゼルはレ・ヴィオロン・ドゥ・ロワの首席チェロ奏者として、またカナダの主要なオーケストラのソリストとして活躍しています。ヴァンサン・ブシェはオルガニストとしては36年ぶりにケベック音楽院のコンクールで2002年のヨーロッパ賞を獲得しています。(キングインターナショナル)【収録情報】ヴィヴァルディ:・チェロ・ソナタ変ロ長調 RV45・スターバト・マーテルRV621より(ヴァンサン・ブシェール編)・チェロ・ソナタ ト短調RV42・グローリア ニ長調RV589よりドミネ・デウス(ヴァンサン・ブシェール編)・ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲ニ短調RV541(ヴァンサン・ブシェール編)・J.S.バッハ:協奏曲ヘ長調BWV978(原曲:ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ト長調RV310)・J.S.バッハ:オルガン協奏曲イ短調BWV593(原曲:ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲イ短調RV522) ベノワ・ロワゼル(チェロ) ヴァンサン・ブシェ(オルガン:1973年カール・ヴィルヘルム製) 録音時期:2008年1月6-8日 録音場所:ケベック、ウェストマウント、聖マッテヤ教会 録音方式:デジタル(セッション)Powered by HMV