ストレングス&コンディショニングに関わる科学的研究は近年目覚ましい発展を遂げており,“科学的根拠に基づいたトレーニング指導”への関心も高まっている.そこで本書では基礎研究の解説から応用実践まで見据えた内容を盛り込みつつ,近年の「トレーニング」「リカバリー」「身体に関わる情報の活用」に関する数多くの科学的知見を紹介した.トレーニングコーチを目指す学生から,すでに現場に立っているプロのストレングス&コンディショニングコーチやパーソナルトレーナーまで必読の一冊.序 章 アスレティックパフォーマンス向上のための戦略第1部 トレーニングの科学的基礎(1)筋力 第1章 筋力発揮と筋力増加のメカニズム 第2章 筋肥大のメカニズムと運動刺激条件 第3章 [トレーニングメソッド]エキセントリックトレーニング(2)スピード 第4章 スピード獲得の力学的基礎とトレーニング方法 第5章 [トレーニングメソッド]オリンピックリフティング 第6章 stretch-shortening cycle によるパフォーマンス増強とそのメカニズム 第7章 [トレーニングメソッド]プライオメトリクス(3)持久力 第8章 運動を継続・反復するための生理学的基礎 第9章 持久力向上のためのトレーニングとそのメカニズム 第10章 [トレーニングメソッド]high-intensity interval training第2部 リカバリーの科学的基礎 第11章 栄養・水分摂取 第12章 睡眠 第13章 積極的なリカバリー介入の効果と回復メカニズム 第14章 スポーツ現場における最適なリカバリー戦略第3部 身体に関わる情報の活用 第15章 テストとモニタリング 第16章 遺伝情報とトレーニング索引