近時、ビジネス環境が急激に変化する中で、企業のさらなる発展を目指す方法として、M&Aを検討する企業が増えている。しかしながら、多くのビジネスパーソンにとってM&Aに関する業務は、通常のルーティンワークとは異なり、担当となって初めて直面する業務が多く、専門家に『丸投げ』してしまうケースもあるのではないだろうか。本書では、公認会計士、弁護士それぞれがM&Aに関する一連の流れ・ポイントを解説するだけではなく、自社内で対応すべき業務と専門家(法律事務所・監査法人・税理士事務所・FAなど)に依頼すべき業務の切り分け、また依頼する際の留意点や勘所を「専門家を使いこなす」目線で解説する。第1章 M&Aに関する基礎知識第2章 デュー・デリジェンスの基礎 第3章 財務デュー・デリジェンスの勘所 第4章 企業価値評価の勘所第5章 法務デュー・デリジェンスの勘所第6章 クロージング段階における検討テーマ第7章 財務DDと法務DDの連携資 料