伝説のサブカル誌「ワンダーJAPAN」が名前を少しだけ変え、新たに登場した「ワンダーJAPON」、第7号になります。今号の特集は、「北海道 ひどく気になる場所」です!以下にいくつか内容をご紹介しましょう。のどかな海辺に、違和感ありまくりの分厚いコンクリートで作られたトーチカが突如出現!経済産業省から近代化遺産にも認定されている釧路の雄別炭鉱跡、そこにある購買所の跡がインパクト大です。購買所とは今のデパートのようなもの。なんとか解体の危機を免れた、小樽の北海製罐第三倉庫は、昔のアクションゲームにあったような階段がものすごく魅力的!すごく可愛いデザインの、かに料理店の廃墟……かと思いきや、実は廃墟じゃなくて、ちゃんと営業していたり。そして、いったい何体あるの?という疑問が出ること必至な、膨大な量の謎の仏像群が旭川にあったり。初期のステレオや雑誌、日用品など、レトロなグッズが大量展示されている札幌の私設博物館「レトロスペース坂会館」。まじめな資料館かと思って一歩足を踏み入れると、「えっ!?」。 そして、北海道特集以外にも、オープンから10年以上経過してカオス度が加速、現役施設でありがなら廃墟感も濃厚な静岡の巨大珍スポ「まぼろし博覧会」や、映画のロケでも使われた有名な京都の「橋本遊郭」では、宿泊可能な遊郭建築に実際に泊まって撮影・記録を敢行、昭和初期の橋本遊郭の詳細地図とともに紹介するなど、読みどころが膨大です。ワクワクするような写真が満載!の、第7号をぜひとも手にとってお読みください。