■企業価値評価が経営実践の場でどのように活かされているのかを解説。分析・評価・創造で企業価値ストーリーを紡ぎます。人的資本経営やSXなど進化・発展する「伊藤レポート」に対応、日本企業が直面する環境激変、あらゆる課題を盛り込んだ改訂版です。■本書のテキストとしての特徴(1)「企業価値経営」の全体像を解説企業価値を評価する手法や概念が、経営という実践の場でどのような意義を持ち、どのように活用されているのかをわかりやすく解説します。日本企業が直面している課題や現実に基づいて理解できるよう、豊富な国内事例を取り上げました。(2)基本から応用、実践までを理解できる3部構成1.分析編では、会計数値などを駆使しながら企業の競争力や企業行動を解析するファンダメンタル分析に主眼を置いています。2.評価編では、ファイナンスの理論やツールを活用して企業価値を算定します。難解に見える手法も、その本質部分の考え方は驚くほどシンプルです。3.創造編では、「ある出来事に直面した企業が、本書のフレームワークを使っていかに課題を解決していくか」を1つの経営ストーリーとして追いかけます。 序章 価値思考が未来を変える第2章 企業価値経営のフレームワーク 第1部 分析編第3章 財務諸表から読む企業活動第4章 戦略的ファンダメンタル分析第5章 経営戦略分析第6章 会計戦略分析第7章 ケース・スタディー 酒類業界のファンダメンタル分析 第2部 評価編第8章 企業価値とバリュエーション第9章 証券市場と企業価値第10章 資本コストの測定と管理第11章 ケース・スタディー 日産化学の企業価値評価第12章 EVAバリュエーション第13章 企業価値創造のためのM&Aと事業ポートフォリオ改革第14章 無形資産の価値評価と戦略的活用第15章 非財務・ESG情報による企業評価 第3部 創造編第16章 青天の霹靂第17章 価値思考第18章 さらなる企業価値創造に向けて