〇独禁法の基本書は、市場概念や弊害要件などの記載が別の箇所に置かれ通読しないと理解できないが、本書は1テーマで完結。〇各章の最後に、独禁法の第一人者である白石忠志東大教授が解説。読者にとっては、著作者の解説の正しさが再認識できる。また、当該テーマでの新たな注意点も付記されており実務に役立つ。序論 第1章 流通・取引慣行ガイドラインの沿革と位置付け 第2章 独禁法実務におけるガイドラインの役割第1編 流通・取引慣行ガイドラインの主要論点徹底解説 第1章 単独の直接取引拒絶 第2章 再販売価格の拘束 第3章 排他的取引 第4章 販売地域制限(テリトリー制)・販売先制限 第5章 販売方法の制限 第6章 抱き合わせ販売 第7章 リベート 第8章 総代理店契約・並行輸入第2編 実務で問題となる独禁法論点の完全攻略 第1章 共同事業 第2章 グループ会社 第3章 アフターマーケット 第4章 技術取引・ライセンス契約 第5章 優越的地位の濫用 第6章 継続的取引 第7章 最恵国待遇条項 第8章 取引妨害