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◆対応のポイントから予防策まで◆平時からの備え、関連する法制度がわかる◆情報漏洩の原因別に対応の手順を詳述◆「紛らわしいドメインへの対策」「脆弱なIoT機器の所有者の法的責任」なども収録 近年のサイバー攻撃の複雑化・巧妙化により、あらゆる企業にとってサイバーセキュリティを確保するための対策の重要性が増しています。一方で、具体的にどのような対策を講じるべきか、サイバーインシデントに直面した際にどう行動すべきか、職務としてサイバーセキュリティに携わるにあたり「何から手を付けていいのかわからない」などの困惑の声をよく耳にします。 ひとくちにサイバーセキュリティといっても、リスク管理、人材確保、法務対応、危機管理、労務管理といった異なる側面からの総合的な検討が必要です。すなわち、情報システム部門等だけが対応すべき問題ではなく、組織として取り組むべき経営課題、組織課題となっているのです。 そこで本書では、サイバーセキュリティが組織的課題であることを前提に、企業が行うべきサイバーセキュリティ対策について、具体的なインシデント(内部からの情報持ち出し、マルウェア感染、DDoS攻撃、ビジネスメール詐欺等)の事例をあげながら、組織対応の手順や勘所、留意すべき法的な観点を詳述しました。 法務部はもちろん、情報システム関連部署やインシデント対応チームなど、サイバーセキュリティの実務に携わる多くの方にお勧めします。第1章 総  説 サイバーセキュリティインシデントの現状/サイバーセキュリティとは/ わが国のサイバーセキュリティ関係機関/組織が直面する可能性があるインシデント/適切に体制を整備しなかったことによる被害と会社の義務・責任/インシデント対応における考え方・枠組み/一般的なインシデント発生時の対応第2章 電子メール等の誤送信 第3章 内部からの情報持ち出し 第4章 サイバー攻撃によるマルウェア感染  第5章 ランサムウェア 第6章 サービス不能/妨害攻撃(DDoS攻撃等) 第7章 フィッシング 第8章 ビジネスメール詐欺 第9章 ウェブサイトへの不正アクセス・改ざん 第10章 委託先の管理とサプライチェーン・リスク対策 第11章 平時からのインシデント予防策       コラムパスワードによる暗号化ファイル送信の是非/東京オリパラチケット販売時の対策/紛らわしいドメインへの対策/脅威インテリジェンスサービス/脆弱なIoT機器の所有者の法的責任 ほか
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