AIやIoTの活用など、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進によって、データの重要性が高まっています。なかでも個人データは、企業が新商品・新サービスの開発や営業活動などを行う上での重要性が高まっています。 個人情報保護法の改正によって、個人情報を保護しつつ利活用しやすくなりました。個人情報を取り扱う実務者やそれを管理・監督する経営者・管理者は、個人情報保護法や各種ガイドラインを理解することが必須になっています。 本書は、個人情報保護法のみならず番号法(マイナンバー法)や欧州(EU)のGDPR(一般データ保護規則)にどのようにすれば適切に対応できるか、著者の実務経験から個人情報保護をリスクマネジメントの視点から解説したものです。第1章 デジタル社会と個人情報保護第2章 2020年・2021年改正個人情報保護法第3章 安全管理措置(個人情報保護対策)第4章 マイナンバーの概要第5章 GDPRの概要第6章 個人情報に関わるインシデント第7章 個人情報保護とリスクマネジメント第8章 実務上の管理ポイント第9章 効率的な個人情報保護を目指して付録1 個人情報保護チェックリスト付録2 マイナンバー保護チェックリスト