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ポスター・パッケージ等の「実物」の広告・宣伝印刷物を綴じ込み、批評冊子とともに頒布されていた幻の会員制広告研究誌『プレスアルト』。この他に類を見ないユニークな広告雑誌を、バラエティ豊かな9つのテーマに沿って解剖し、関西を中心とした戦後の広告文化史とグラビア印刷史に新たな光を当てる! 本誌に掲載された6000点を超える実物の宣伝物のなかから、340点余を厳選して収録。12の論文と詳細な解説を付した。目 次第1部 『プレスアルト』とは何か第1章 「プレスアルト」というタイムカプセル   竹内幸絵 第2章 脇清吉論 --脇清吉と商業デザインのネットワーク  松實輝彦 第3章 印刷雑誌としての『プレスアルト』--『プレスアルト』から見える印刷事情   寺本美奈子 第2部 『プレスアルト』から見る戦後の大衆社会第4章 『プレスアルト』推奨の観光ガイドブックを開く   松實輝彦 第5章 医薬品ーー病気と健康のあいだに   佐藤守弘 第6章 食をめぐる洋風・栄養・広告   熊倉一紗 第7章 百貨店という文化装置の戦後   竹内幸絵 第8章 「家電王国」大阪   植木啓子 第9章 「白物家電」広告とハッピーホームの「主婦」たち   村瀬敬子 第10章 化粧品広告デザインの多様性   石田あゆう 第11章 大阪労音の時代   輪島裕介 第12章 華やかな繊維時代と広告表現   北廣麻貴 執筆者略歴
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