特集:地域発、日本を変える最強のデザイン。今、日本各地に拠点を置くデザイナーやクリエイターが注目されています。地域独自の風土や伝統産業など、その土地ならではの特性を生かし、個性として、また新しい魅力として生まれ変わらせる。そこには、自分たちの町を良くするために、問題解決するためのデザインとは何かを必死に考え、アクションを起こしているデザイナーたちの姿があります。彼らには、中心都市へのこだわりが全くなく、地域だからこそ、自分たちの実力が発揮されると考えているのです。地域の人たちと深くつながり、より自分らしいライフスタイルを実践しながら、新たなクリエイティブの可能性を探っています。目指しているのは洗練されたデザインではなく、その土地の空気をまとった、まさに最強のデザインです。そして、彼らの活動は地域の経済を動かす大きな原動力になっています。今回の特集では、地域のクリエイティブに関わる5組のデザイナーたちに密着。日本を地域から元気にする活動を取り上げます。contents特集: 「地域発、 日本を変える最強のデザイン。」高知「モノ」より「コト」のデザイン梅原 真 梅原 真デザイン事務所大阪自立するデザイン原田祐馬 UMA / design farm北海道仕事や暮らしの“しくみ”に新しい価値観を。COMMUNEが進行中の多様なプロジェクトとは何か上田 亮 COMMUNE山形地域の人や暮らしと向き合うことで生まれる、その土地らしさをまとったデザイン小板橋基希 アカオニ宮城自分にしかない感動が生み出すデザイン安達日向子 フィッシャーマン・ジャパンクリエイターズ・バリュー ギャラリーCreator’s Value Special EditionDesigners Fileクリエイターと福島の医療チームがはじめる新たなプロジェクト。「OPEN HOSPITAL」連載:佐藤可士和の視点とデザイン グローバル化する世界で求められる日本人のコミュニケーション力中元三千代(ジャーナリスト)×佐藤可士和工藤強勝先生の[文字組デザイン講座]第20回書籍のフォーマットにおける「4つの組版ルール」とは 地域で活動するデザインノート編集スタッフほか