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▼第1話/タブーの乾山[前編、後編]▼第2話/真珠と少年▼第3話/森の香り▼第4話/神々の宝石[前編、後編]▼第5話/書道・衆道▼第6話/仮想美術館▼第7話/色彩医院▼第8話/千手堂の男[前編、中編、後編]▼第9話/刃物語●主な登場人物/藤田玲司(メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作専門の画廊“ギャラリーフェイク”のオーナー)、サラ・ハリファ(Q首長国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(28歳にして高田美術館館長に就任した才女)●あらすじ/料理番組に用いるため、高価な“乾山”の皿をテレビ局に貸し出したフジタ。だが、相手の不注意で皿を欠かれてしまい、怒ったフジタは800万円で買い取るよう編成局長に要求に現れる。困り果てた局長が部下に命じて、機嫌を取るため局内を案内させていると、そこでフジタは偶然、三田村館長の妹・みちると再会することに。人気番組“ズバズバ!! 家宝鑑定局”の司会を務めるみちるは、風邪で欠席する鑑定人に代わって、フジタに番組への出演を依頼するが…(第1話)。●本巻の特徴/視聴者が持ち寄った自慢の家宝を、専門家が鑑定するというテレビ番組に、急きょ生出演することになったフジタ。だが、なんとそこにフジタの断りもなく例の“乾山”の皿が登場して、鑑定を受けることになってしまった! 番組を利用して、皿の値を下げさせようとする局長のワナに、フジタはどう立ち向かう? また本巻後半では、若き天才時計職人・千手計が登場。フジタの依頼を受け、幻の複雑時計“マリー・アントワネット”の復元に取り組むことに…!●その他の登場人物/三田村みちる(三田村館長の妹。タレント)、知念護人(文化庁嘱託。民間にある文化財を国で管理しようと狙う“国宝Gメン”)、翡翠(フェイツイ。宝石店“ジェイド”の女性オーナー。宝石泥棒という裏の顔を持つ)、千手計(せんじゅ・はかる。「千手堂」を営む時計職人。実は大手時計メーカー社長の御曹司)
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