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▼第1話/究極の料理人“夏編”(1〜3)▼第2話/日本全県味巡り 長崎編(1〜10) ●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞社文化部記者。膨大な食の知識を持つ「究極のメニュー」担当。ゆう子と結婚し、双子の父に)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞社文化部記者。山岡と共に「究極のメニュー」の担当)、海原雄山(厳格な会員制の超高級料亭「美食倶楽部」を主宰する希代の美食家で、陶芸・書道・文筆にも秀でた芸術家。実の息子・山岡とは激しく対立している。帝都新聞の企画「至高のメニュー」を監修) ●あらすじ/夏を迎えても、いまだ快方に向かわない岡星のうつ病。一方、山岡家のマンションの1階で料理店を営む、はるさんもまた「私の料理はつまらない」「他人とここが違うという強い芯がない」と落ち込んでいた。そこで、日本料理界の重鎮・西健一郎氏が、父・音松氏が遺した料理を再現する“夏の料理”に、はるさんも同席させることに…(第1話)。 ●本巻の特徴/海原雄山が、次の日本全県味巡り勝負に九州・長崎県を指名してきた。異国情緒をコンセプトにする“究極”側に対して、雄山率いる“至高”側の狙いとは…「日本全県味巡り 長崎編」。明治以前から伝わる味を受け継いだ日本料理の真髄を召し上がれ…「究極の料理人“夏編”」の全2編を収録。 ●その他の登場人物/飛沢周一(東西新聞社文化部記者。取材を通して雄山に心酔し、弟子のような存在に。「究極のメニュー」の次期担当候補でもある)、大原大蔵(東西新聞社社主)、小泉鏡一(東西新聞社取締役編集局長)、谷村秀夫(東西新聞社編集局次長兼文化部長)、富井富雄(東西新聞社文化部副部長)
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