最愛の妻は…ワケあって”おっさん”です。 愛する妻が亡くなって以来、ショックで丸3年間も引きこもり中の山下吾郎(38歳)。娘ですら手をやく、そんなダメパパ・吾郎のもとに突如現れた不審な中年男。……その正体は、おっさんの姿になって生まれ変わってきた(!)妻・多恵子だった。ハゲ散らかしてるし、すね毛もはえてるし、加齢臭までするし…そしてエプロン姿よりも、ねずみ色の背広姿が妙に似合う。ーーそんな妻、ぜったい嫌!! なはずなのに、仕草や優しさ、行動の可愛らしさは、生前の多恵子そのもの。「妻」を名乗るそのおっさんを、多恵子として生前と変わらず全力で愛しはじめてしまう吾郎なのです…。第6集では、これまで絶対に”おっさん多恵子”を母と認めなかった娘・トモの心に変化が芽生えたり、多恵子が妙な才能を発揮して漫画家デビューしてしまったり…と、ますます波瀾の山下家。吾郎と多恵子流の愛の育み方は、微笑ましさも暴走具合も右肩上がり!世界一しあわせで、世界一むずかしい恋ーー今日も絶賛進行中です! 【編集担当からのおすすめ情報】 温かく可愛らしいその世界観で、(青年誌連載ではありますが)読者アンケートでも特に女性からの人気がとても高い作品です。また、各界から注目を頂いており、「考えない練習」著者の小池龍之介氏、映画「婚前特急」監督の前田弘二氏、NPO法人・日本愛妻家協会からも、主人公ふたりの純粋な愛情に賛辞を頂いております。コメディありながら、時折思わずほろりとさせられる家族愛、夫婦愛に満ちた作品です!