▼第1話/波紋▼第2話/傾斜▼第3話/重圧▼第4話/静かなる勇気▼第5話/風が運ぶ運命▼第6話/勇気だけ▼第7話/コングレッショナルの選択▼第8話/勇気ある者▼第9話/勇気の結末 ●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、シルバー・スコット・ウォーレン(天才ゴルファー。プロ歴7戦全勝。大財閥の御曹司)、グレゴリー・オースティン(15 年前、突然音楽界から消えた、伝説のサックス奏者。現在、沖田のキャディを務める) ●あらすじ/全米プロ選手権、最終日17番ホール。完璧なプレーで知られるシルバー・スコット・ウォーレンのボールが、グリーンを越え池の中に! 沖田のバーディを直感したウォーレンがミスを犯したのだ。そして、沖田の第二打。師・宇賀神の教え通り、攻めの姿勢でピンデッドを狙った沖田のボールは……(第1話)。▼ピンに向かって一直線に飛んだ沖田の第二打。ピンそばで止まるかと思われたボールが、戻ってきてしまった。グリーン手前から中央にかけては3つの強い受け傾斜があり、それを超えると池に落ちてしまう! 固いグリーンにもかかわらず、想像以上にスピンが強かった沖田のボールは、スピードを緩めることなく池をめがけて転がり続ける……(第2話)。 ●本巻の特徴/首位タイに並んだ沖田とウォーレンが、17H、18Hと優勝をかけて死闘を繰り広げる。