コロナ禍の下、ちばてつやは何を思う…? 連載漫画家となったちば青年は仕事場兼住居として、ついに一軒家を購入。その仕事場を舞台に売れっ子として締め切りに追われる怒濤の日々を送っていくーー。そんな過去の半生を振り返る一方で、2020年春、現実の世界では新型コロナウイルスが蔓延しつつあった……酒やタバコの話。イジメについて。そしてコロナ禍に考えること。昔と今を行ったり来たり。徒然なるままに描くフルカラーショートコミック。 【編集担当からのおすすめ情報】 ちばてつや氏18年振りの新作となる『ひねもすのたり日記』(ビッグコミック連載)。こちらはその第4集となります。連載漫画家として順調な道のりを歩み始めるちば青年。少年週刊誌が創刊され、高度経済成長と共に漫画界も右肩上がりに大きくなっていく、まさにその中に身を置いた氏の半生の記録は、戦後漫画史の貴重な資料と言っても過言ではありません。また、本単行本に収録される話を連載中に起こった、新型コロナウイルスの蔓延。氏は何を思い、どう過ごしたのか? 齢80余になる氏の雑感も描かれています。是非手にとってみてください。