戦国史上、最も失敗し挽回した男の物語!! 織田信長の新政権が起こった天正年間の頃。織田家中、羽柴秀吉の下、仙石権兵衛秀久(せんごくごんべえひでひさ)は22歳にして千石の土地を治める武将となり、来るべき武田家との合戦に備え、力を蓄えていた。信長、秀吉ら、時代の英雄たちのすぐそばで、激しい合戦に明け暮れた権兵衛が、肌で感じる”戦国時代のリアル”。それは、驚きと興奮に満ちている!!包囲された七尾城を救援すべく、ついに信長は兵を挙げた。総大将・柴田勝家率いる軍勢は、上杉謙信の勢力圏内へと侵攻。戦国史上においてただ一度、織田と上杉が直接ぶつかり合う“手取川の合戦”は間近に迫った!!VOL.70 織田か上杉かVOL.71 北進VOL.72 秀吉の策VOL.73 織田軍の選択VOL.74 背水の陣VOL.75 織田軍撤退VOL.76 総大将 柴田勝家VOL.77 生存の道VOL.78 堀才介VOL.79 電戟と軍神