電子で激売れ中の、姉弟愛。 「別れよう」--藍に別れを告げてなお、彼女のことが気になる蘇芳。囚われるからこそ気づく、初めて藍を抱いた夜の真実とは?そして翠斗がたどり衝いた、あるひとつの仮説……姉が自分を拒絶し続けてきた本等の理由に、一縷の望みを見出した翠斗は大きな決断をくだし…?オレ達はまだ、彼女のある側面しか見ていないのかもしれない。 【編集担当からのおすすめ情報】 累計500万部を突破し、今もなお売れ続けている北川みゆき先生の名作『罪に濡れたふたり』。そして本作『どうしようもない僕とキスしよう』。どちらも姉と弟の愛情を丁寧に描いた作品で、もちろん共通するところも、まったく違うところも。『罪ふた』を先に読んで、本作を読んだ方。そして本作に先に出会って、そのあとに『罪ふた』を読み始めた方。最近、その両方の方からお手紙をいただき、どちらもすごく面白くて心が揺れた…という感想をいただきました。時を超えてどちらも愛されている作品には違いありません。まだの方はぜひ、『どうしようもない僕とキスしよう』と『罪に濡れたふたり』どちらも読んでみてほしいです!