ヴェニス・バロック・オーケストラの元チェリスト、ガッリジョーニ!パドヴァのC.ポッリーニ音楽院で学んだ後、バロック・チェロやヴィオラ・ダ・ガンバも専門的に学び、ヴェニス・バロック・オーケストラの創設メンバーとしてジュリアーノ・カルミニョーラらと多くの演奏・録音に参加してきたバロック・チェリスト、フランチェスコ・ガッリジョーニが弾くバッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集。 ヴィオールの仲間であり、「新しい」弦楽器としての仲間入りをした最後の楽器であるヴィオラ・ダ・ガンバは、その暖かな色彩感溢れる音色、広い音域、多数の弦による和音の演奏能力、そしてその構造で高く評価され、その音色だけでなく、キリスト教のシンボルである十字架を明確に連想させることで、多くの人を魅了しました。バッハはこの楽器を好んで作品に用い、聖歌や世俗の声楽作品、純粋な器楽作品でも、この楽器を多用しました。 本アルバムでは、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ3曲に、コラール前奏曲と協奏曲からのガンバ・トランスクリプションをカップリング。ガンバのユニークな特徴とチェンバロとの豊かな相互作用の可能性、そして、バッハの思い描いたこの楽器への魅力を充分に引き出しています。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:● コラール前奏曲『いと愛しまつるイエスよ、われらここに集いて』 BWV.731● ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調 BWV.1027● コラール前奏曲『目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ』 BWV.645● ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調 BWV.1028● 協奏曲第1番ニ長調 BWV.972よりラルゲット(原曲:ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.230)● ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029 フランチェスコ・ガッリジョーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ロベルト・ロレッジャン(チェンバロ) 録音時期:2022年6月 録音場所:イタリア、カルチェリ、アッバツィア・サンタ・マリア 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV