コルネットの魅力がつまった注目盤!セイチェント・ストラヴァガンテがルネサンスと初期バロックの音楽を演奏!SACDハイブリッド盤。ルネサンスの時代には声楽曲を楽器で演奏することがよく行われたと言われています。「言葉がないと、甘美な音楽に流れる感情はどう表現されるだろう」。このアルバムは、そうした「素晴らしくバロック的な思いつき」から作られました。フォンタナの2つの『ソナタ』、パドヴァーノとサルヴァトーレの『トッカータ』、カプスベルガーの『シンフォニア』などの間に、ヴェネツィアのオルガニスト、アドリアン・ガブリエーリがアドリアン・ヴィラールトのシャンソン『Qui la dira la peine de mon coeur(わが心の痛みを誰が語れよう)』を編曲した『キ・ラ・ディーラによるフランス風カンツォン』といった曲をはさむプログラム。 「セイチェント・ストラヴァガンテ(Seicento Stravagante 贅沢な17世紀)」は、コルネット奏者のダーヴィド・ブルッティと鍵盤楽器奏者のニコラ・ラモンがルネサンスと初期バロックの音楽を演奏するために結成したデュオ。2018年6月のラヴェンナ音楽祭期間中にサン・ヴィターレ聖堂で3回のコンサートを行ってデビューし、高い評価を獲得しました。ブルッティはこのアルバムで、ストレート・コルネット、カーブド・コルネット、ミュート・コルネットの3種の楽器を使い分けています。(輸入元情報)【収録情報】1. ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ[1571-1630]:ソナタ第3番2. ジローラモ・フレスコバルディ[1583-1643]:カンツォーナ第3番『ラ・ルッケジーナ(ルッカの女)』3. アンニーバレ・パドヴァーノ[1527-1575]:第6旋法によるトッカータ4. ダリオ・カステッロ[?-c.1658]:ソナタ第1番5. アンドレア・ガブリエーリ[c.1532/33-1585]:『キ・ラ・ディーラ』によるフランス風カンツォン6. ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー[c.1580-1651]:シンフォニア第13番7. アンドレア・ファルコニエーリ[c.1585-1656]:ラ・モナルカ(君主)8. リッカルド・ロニョーニ[c.1550-before 1620]:陽気な羊飼い9. アンジェロ・ノターリ[1566-1663]:ああ、いつもの情熱が燃えあがってくる10. 作者不詳:旅立ちの歌11. ジローラモ・ダッラ・カーサ[d.1601]:ある日シュザンヌが12. ジョヴァンニ・サルヴァトーレ[1611-1688]:第9旋法によるトッカータ第2番13. ジョヴァンニ・マルティーノ・チェザーレ[c.1590-1667]:ラ・フォッカリーナ14. フランチェスコ・ロニョーニ・タエッジョ[after 1580-after 1626]:恋人よ、あなたは美しい15. ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ[1571-1630]:ソナタ第2番16. ビアージョ・マリーニ[1594-1663]:オルガンとヴァイオリンまたはコルネットのためのソナタ セイチェント・ストラヴァガンテ ダーヴィド・ブルッティ(コルネット) ニコラ・ラモン(オルガン、チェンバロ) 使用楽器: Cornetto: Straight Cornetto by Andrea Inghisciano 2019/ Curved Cornetto by Paulo Fanciullacci 2018/ Mute Cor-netto by Andrea Inghisciano Organ: Anonymous Organ built in Venice around 1660 Regal: Nicola Ferroni 2017 Harpsichord: Romain Legros after Giovanni Battista Giusti, 1681 録音: 2019年11月14-17日 ボローニャ、パッロキアーレ・ディ・モンテ・サン・ジョヴァンニ教会(2,3,8,10-15) 2020年6月24,25日 ペルージャ、ヴェーシャ、サン・マルティーノ・ヴェスコヴォ教会(1,5,6,7,9) 2020年8月26,27日 イタリア、ベッルーノ、カプリーレ、サン・バルトロメオ教会(4,16) 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND 制作・録音エンジニア:スタジオ・セイチェント(Studio Seicento) 編集:ダーヴィド・ブルッティ ミクシング・マスタリング:トンマーゾ・カンチェッリエーリ 制作総指揮:ロバート・サフ BIS ecopakPowered by HMV