アポロ・アンサンブルが「QUERSTAND」初登場!ダヴィド・ラビノヴィチ率いる古楽オーケストラ、アポロ・アンサンブルが「querstand」にお目見え、しかもモーツァルトの大ト短調交響曲とシューベルトの第5交響曲という人気古典交響曲2曲。 ダヴィド・ラビノヴィチは1959年、ソ連時代のウクライナのニコライウの生まれ。名ヴァイオリニストにして名教師のザハール・ブロンに学んだ後、1994年から2000年までオランダのハーグ王立音楽院で古楽を学んでいます。以降、アムステルダムやロンドンなどのピリオド楽器オーケストラのヴァイオリン奏者として大活躍しました。1992年創設のアムステルダムのピリオド・オーケストラ「アポロ・アンサンブル」の音楽監督を2000年から務め、評価を高めています。 このCDも数多くの古楽団体で腕を磨いたラビノヴィチの経験が万全に生きた演奏。大ト短調交響曲ではロマン派の思い詰めたような表情はさっぱりと流され、かといってことさらに刺激的に荒ぶって演奏するのでもなく、あくまで初演当時の演奏様式に根差してリピートもすべて実行し、作品本来の姿を克明に浮き上がらせることでこの異形の傑作を演奏。なおクラリネットなしの初稿を使用。一方、シューベルトの第5交響曲は基本的に初期古典派らしく演奏しつつ、その範囲内で『未完成』交響曲や大ハ長調交響曲へ繋がるほの暗いロマンティシズムを巧く引き出して良い味わいに仕立てています。これからもダヴィド・ラビノヴィチ率いるアポロ・アンサンブルに期待したくなる演奏です。(輸入元情報)【収録情報】● モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550● シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D.485 アポロ・アンサンブル ダヴィド・ラビノヴィチ(指揮) 録音時期:2020年11月 録音場所:オランダ、北ホラント州ホールン 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV