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この音楽にふさわしい特別なピアノで奏でた若きバッハの野心作、トッカータ全曲! 輝かしく生命力に富んだクリアな響きフランスの名ピアニスト、ローラン・カバッソがバッハのトッカータ全7曲を録音。カバッソが「バッハにふさわしいピアノ」と惚れ込んだ楽器、ステファン・ポレロ「opus 102」を使用しています。この楽器は102鍵の並行弦ピアノで、響きの持続性、音域ごとの明瞭さ、澄んだ音色が大きな特徴。この特性がバッハのポリフォニックな楽曲に対しても見事な効果を発揮し、いきいきと音楽が響きます。 バッハ20代の若かりし頃の作品とされる7曲のトッカータは、ブクステフーデら先人たちからの影響と、そこから自分のスタイルを作り出そうとする試みが混ざり合っています。即興的な速いパッセージから対位法を駆使したフーガ、劇的な和声進行など、様々な要素が巧みに融合され構成されています。型にとらわれない自由な展開が可能な『トッカータ』であるからこそのほとばしる霊感に満ちており、後のバッハの名作の数々をも予感させる音楽と言えるでしょう。 ライナーノートには日本語の解説も収録しています。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:鍵盤楽器のための7つのトッカータ BWV.910-916● ト長調 BWV.916● ハ短調 BWV.911● ニ短調 BWV.913● ホ短調 BWV.914● 嬰ヘ短調 BWV.910● ト短調 BWV.915● ニ長調 BWV.912 ローラン・カバッソ(ピアノ/ステファン・ポレロ、opus 102) 録音時期:2019年9月5-9日 録音場所:フランス、ヴィルティエリー、ステファン・ポレロ・スタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)【ローラン・カバッソ】1961年フランス生まれ。18歳でパリ国立高等音楽院ピアノ科・室内楽科を一等で卒業。イヴォンヌ・ロリオ、ジャン・ユボーらに師事。1982年ゲザ・アンダ・コンクール、1983年東京国際コンクール、1987年クララ・ハスキル・コンクールに入賞し、国際舞台で華やかに活躍。フランス国立管弦楽団など第一級のオーケストラと共演するほか、室内楽の名手としてアレクサンドル・タロー、ジェラール・プーレ、ヴァディム・レーピンなどと共演。CD録音も数多く、高い評価を受けている。 現在、リヨン国立高等音楽・舞踊学校教授。フランス内外で定期的にマスタークラスも行っている。(輸入元情報)Powered by HMV
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