オタケン復刻で真価を問うワルター&コロンビア響とのマーラー&ブルックナー9番!【このCDの制作者より】「そもそもコロンビア響とのマラ9は、今回併録のコロンビア響とのブル9ともども、ワルターお気に入りの録音で、当時ベルリン・フィルの総支配人であったシュトレーゼマンが、晩年のワルターの家を訪ねた時、ワルターが掛けたレコードが、この2作であったと言われるほどです。ところが既出盤では、演奏の真価が発揮されておらず、特にマラ9のコロンビア響との録音は、「オケの非力さとも相まって、微温的。」などと評されたものでした。小生もそのように感じていただけに、今回の復刻結果には、正直驚きです。ワルターご自慢の演奏であることはもちろん、同時期に録音されたコロンビア響との『巨人』の名演に匹敵する演奏であることが、今回判明したと言えるのではないでしょうか? 以前、気になったオケの厚み、迫力も申し分なく、何より、ワルターのマーラーの内奥にえぐり込んで行く気迫に圧倒されます。是非ご一聴くださいませ。 但し今回は、レコード固有の極小プチノイズが有り、オリジナルを生かす為にあえてそれを残しておりますことを、ご了承くださいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)【収録情報】● マーラー:交響曲第9番ニ長調(Disc1:第1楽章〜第3楽章、Disc2:終楽章)● ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 コロンビア交響楽団 ブルーノ・ワルター(指揮) 録音時期:1961年1,2月(マーラー)、1959年11月(ブルックナー) 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション) 原盤:米コロムビア M2S 676(マーラー)、米コロムビア MS-6171(ブルックナー)Powered by HMV