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ハンガリーの若手ソプラノ、エメーケ・バラートのまばゆいばかりの見事なコロラトゥーラ。カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーが指揮に専念し彼女をサポート。ハンガリーの若手ソプラノ、エメーケ・バラートは2011年にインスブルック古楽国際声楽コンクールで優勝後、ミンコフスキ、サヴァール、アラルコン、アイム、ダントーネらの指揮の演奏での起用、そしてハンガリー国立歌劇場、アン・デア・ウィーン劇場、パリ・シャンゼリゼ劇場、エクサン・プロヴァンス音楽祭、ボルドー歌劇場などで活躍し、透き通るような美声で聴衆を魅了しています。2017年5月には、グラインドボーン音楽祭でクリスティ指揮のカヴァッリ『イペルメストラ』のタイトルロールを歌い、2017年11月のカンブルラン指揮の読売日本交響楽団演奏会でのメシアン『アッシジの聖フランチェスコ』の天使役で絶賛を博しました。エラート・レーベル専属初アルバムの、バルバラ・ストロッツィやフランチェスコ・カヴァッリの歌曲集では「彼女の独創的な表情を持った声は、当時の歌曲の表現を最大に引き出した」と絶賛されました。 このセカンド・アルバムでは、ヘンデル作曲のオペラ・アリアの数々を歌っています。このアルバムでの特徴は、彼女の声の二面性をあらわしていることです。例えば『ファラモンド』『ラダミスト』では男性の役、『アルチーナ』などでは女性の役を歌っています。それだけではなく、正義と悪、冷酷非情さと優しさなど様々な二面性を様々な口調、発声で表情を歌い分けていきます。 エメーケ・バラートとカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーは長年共演を行っており、近年では特にヘンデルのレパートリーのツアーを行い取り組んできました。それらの公演は「まさにヘンデリア・ドリーム・チーム! エメーケ・バラートのまばゆいばかりの見事なコロラトゥーラ! 」と高く評価されています。ジャルスキーはフランスとザルツブルクで指揮者としてデビューし成功を収め、このアルバムは指揮者に専念した初のアルバムとなります。(輸入元情報)【収録情報】ヘンデル:● 歌劇『クレタのアリアンナ』 HWV.32〜「Qual Leon, che fera irato」 (Tauride)● 歌劇『ゴールのアマディージ』 HWV.11〜「Il crudel m’abandonna…Ah Spietato」 (Melissa)● 歌劇『デイダミア』 HWV.42〜「Ai greci」 (Deidamia)● 歌劇『パルテノーペ』 HWV.27〜「Qual farfalletta」 (Partenope)● 歌劇『ラダミスト』 HWV.12〜「Ombra cara」 (Radamisto)● 歌劇『アルチーナ』 HWV.34〜「Ah Ruggiero crude…Ombre pallide」 (Alcina)● 歌劇『ファラモンド』 HWV.39〜「Se ria procella」 (Astolfo)● 歌劇『ジューリオ・チェーザレ』 HWV.17〜「che sento! Oh dio!... Se pieta」 (Cleopatra)● 歌劇『ジューリオ・チェーザレ』 HWV.17〜「Da tempeste」 (Cleopatra)● 歌劇『ラダミスト』 HWV.12〜「Qual nave smarrita」 (Radamisto)● 歌劇『ロタリオ』 HWV.26〜「Scherza in mar la novicella」 (Adelaide) エメーケ・バラート(ソプラノ) アンサンブル・アルタセルセ(ピリオド楽器アンサンブル) フィリップ・ジャルスキー(指揮) 録音時期:2021年6月18,19,21-23日 録音場所:パリ、Le Studio Cent Quatre 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV
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