カリフォルニア州バークレー出身、スラッシュ・メタルのベテラン”テスタメント”がスタジオ・アルバムとしては通算11枚目の新作『ブラザーフッド・オブ・ザ・スネイク』をリリース!30年以上にわたって数々の強豪バンド達を渡り歩いてきたメタル・シーンきっての技巧派ベース・プレイヤー、スティーヴ・ディジョルジオが復帰しての第一弾アルバム!テスタメントは1983年にカリフォルニア州サンフランシスコ近郊のバークレーにて結成された。当初はLEGACYと名乗っていたが、1986年にニューヨークの『Megaforce Records』と契約した前後に、同名異バンドがいたためテスタメントに改名した。命名者はS.O.D.やM.O.D.での活動で知られるビリー・ミラノだった。1987年に彼らはアルバム「THE LEGACY」でデビュー。ベイエリア・スラッシュ・メタルらしいザクザクとした質感と欧州ヘヴィ・メタルをルーツとする暗さや叙情性の融合がなされたそのサウンドは高く評価され、METALLICA、ANTHRAX、MEGADETH、SLAYERといったスラッシュ・メタルの第一世代に続く注目株として人気は高まった。その後、「THE NEW ORDER」(1988年)、「PRACTICE WHAT YOU PREACH」(1989年)、「SOULS OF BLACK」(1990年)、「THE RITUAL」(1992年)といったアルバムを続々と発表、日本でも人気は高まり、1990年に初の日本ツアーを行なっている。しかしながら「THE RITUAL」を最後にその技巧とメロディ・センスが高く評価されバンド・サウンドの看板の1つだったアレックス・スコルニック(ギター)が脱退、その後は様々なリード・ギタリストとドラマーを起用しながら活動を続け、「LOW」(1994年)、「DEMONIC」(1997年)、「THE GATHERING」(1999年)といったアルバムをリリースしていった。そして2001年。バンドからの脱退後、ジャズ・シーンで活動していたアレックスがゲスト参加した再録音企画アルバム「FIRST STRIKE STILL DEADLY」をリリース。これを機にアレックスの正式復帰が決まった。その後しばらくライヴ・ツアーを中心とする活動を行なっていたが、2008年に久々のスタジオ録音によるオリジナル・アルバム「THE FORMATION OF DAMNATION」を発表、ルーツを保持しつつアップデートさせたそのサウンドは高く評価された。2012年には元DARK ANGEL〜DEATH他のジーン・ホグランとLAMB OF GODのクリス・アドラーという2人のドラマーを起用したアルバム「DARK ROOTS OF EARTH」をリリース、更に緻密かつ攻撃的になったその仕上がりも絶賛された。このアルバムに伴うツアー中にオリジナル・ベース奏者のグレッグ・クリスチャンが離脱、バンドは90年代後半から2000年代半ばのグレッグ不在時に在籍していたスティーヴ・ディジョルジョ(SADUS、DEATH他)を再加入させてツアーを続行した。「DARK ROOTS OF EARTH」から早4年。チャック・ビリー(ヴォーカル)、エリック・ピーターソン(ギター)、アレックス、スティーヴ、ジーンという編成のテスタメントは最新作『ブラザーフッド・オブ・ザ・スネイク』を完成させた。30年以上のキャリアの中でも最も多様かつ最も攻撃的と自認する本作をもって、彼らは再びメタル・シーンの最前線に攻勢をかけることになる。<メンバー>チャック・ビリー(ヴォーカル)エリック・ピーターソン(ギター)アレックス・スコルニック(ギター)スティーヴ・ディジョルジオ(ベース)ジーン・ホグラン(ドラムス)<収録内容>01. ブラザーフッド・オブ・ザ・スネイク02. ザ・ペール・キング03. ストロングホールド04. セヴン・シールズ05. ボーン・イン・ア・ラット06. センチュリーズ・オブ・サファリング07. ブラック・ジャック08. ネプチューンズ・スピア09. カナ・ビジネス10. ザ・ナンバー・ゲーム《日本盤限定ボーナストラック》未定