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すべてのチェンバロ演奏家・研究者・愛好家のために──日本のチェンバロ研究の最前線を伝える唯一のジャーナル。第6号はオンラインで開催された「チェンバロの日! 2021」を特集。同イヴェントでおこなわれた渡邊順生氏のレクチャー・コンサート「ルッカースのチェンバロの世界」(聞き手:鴨川華子)および渡邊温子氏の「故国を離れて活躍した音楽家たち」の2講演を掲載しました。研究論文は、前号に続いての野村滿男氏によるルッカース・ファミリー研究のほか、三島郁氏のハイニヘン研究、高久暁氏のハーリヒ=シュナイダー論の前編。研究レポートは、前号にひきつづき安川智子氏によるサン=サーンスのピリオド奏法研究についての考察を掲載。その他、書評、アトリエ訪問、海外レポート、会員の録音物紹介など、チェンバロやフォルテピアノにかんする最新の研究・情報を満載した充実の内容となっています。日本チェンバロ協会 公式ウェブサイト:https://japanharpsichordsociety.jimdo.com/第6号の刊行によせて(副会長・年報編集委員長 久保田慶一)特集 チェンバロの日!2021レクチャー・コンサート:ルッカースのチェンバロの世界(渡邊順生/聞き手:鴨川華子)講演:故国をはなれて活躍した音楽家たち(渡邊温子)研究論文ルッカース・ファミリーの歴史と楽器(その1)(野村滿男)ハイニヘンの「ゲネラルバス/パルティメント」──鍵盤上の指から生まれる作曲行為(三島郁)虚実皮膜の間を奏でる──エタ・ハーリヒ=シュナイダーの第1次日本滞在期(1941-1949)の演奏活動をめぐって(その1)(高久暁)研究ノートカミーユ・サン゠サーンスにとっての「古楽」と「古典」──ピリオド奏法研究の先駆者として(その2)(安川智子)海外レポートコロナ禍の海外留学──アムステルダムでの1年を終えて(後藤早恵)書評・書籍紹介赤塚健太郎『踊るバロック:舞曲の様式と演奏をめぐって』(アルテスパブリッシング、2021)(中田聖子)青山一郎『1冊でわかるピアノのすべて:調律師が教える歴史と音とメカニズム』(アルテスパブリッシング、2021)(中川岳)アトリエを訪ねて(6)横田誠三(津屋式子、中川岳)会員録音物紹介桑形亜樹子『J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集第2巻』辰巳美納子『J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲』土居瑞穂『ヘンデル/リコーダー・ソナタ集』渡邊温子『少女とぼろぼろの文庫本』渡邊順生『J.S.バッハ/フーガの技法』日本チェンバロ協会活動記録(2021年度)日本チェンバロ協会会則日本チェンバロ協会「年報」規定日本チェンバロ協会「年報」投稿規定日本チェンバロ協会 2021年度年報編集委員・役員・運営委員編集後記
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