《フルートとピアノのためのソナタ》(1936)、《無伴奏フルートのための8つの小品》(1927)、《2本のフルートのためのカノン風ソナチネ》(1923)を収録。《ソナタ》は研究成果に基づく全集版に従い、従来譜の誤りを訂正したもの。これにより、20世紀の重要レパートリーの本来の響きが容易に入手できるようになった。ドイツの伝統的な語法と20世紀らしい革新性との振り幅の中から生まれたヒンデミット作品の独特な語り口に対して、解説は演奏の要点となり得るポイントを丁寧にサジェストする。指導経験も豊富な大友氏のサポートは、演奏者が作品を解釈していく上での大きな助けとなるだろう。[曲目]ヒンデミット フルートとピアノのためのソナタ Fl+Pf 約15分ヒンデミット 8つの小品 Fl+Pf 約7分ヒンデミット カノン風ソナチネ 2 Fl 約6分