「《夜叉姫》、テメェはオレの同類 だ。人間の皮を被ったバケモノよ!」 一輝やステラがそれぞれの戦いを優位に進める中、《夜叉姫》西京寧音と《砂漠の死神》ナジーム、二人の《魔人》による戦いもまた激しさを増しつつあった。互いの力量を認め、かつそれをねじ伏せるために全力を尽くす強者同士の戦い。その最中で寧音は、かつてKOKリーグで鎬を削った最高の好敵手《世界時計》滝沢黒乃との出会いを思い出す。 一方《傀儡王》をその射程に捉えたステラたちの戦いもまた、新たな局面を迎えようとしていた。 明らかになるそれぞれの過去と想い。騎士としての決意と覚悟が試される、死線の上の第14弾!