第22回電撃小説大賞、最終選考作早くも登場!"ニコ生"で繋がる青春を描いた異色作!「あなたのような生放送がしたいんです!」俺の目の前で土下座(!)しているのは、"窓辺の精霊"の異名をもつクラス1の美少女、御山千遥だ。どうしてこうなった。「弟子にしてください! お願いします!」確かに俺は昔、ちょっとだけ名の知れた"生主"だった。でも俺はリアルに生きることに決めたのさ。ネット上での繋がりの強さなんてたかが知れてる。困った時に手を差し伸べてくれたりしない。ネットの友達は『本当の友』じゃない。だから俺はーー。「お願いです《ニコ生七大天使》タクエル!」これは彼女と俺と、みんなが繋がる『生放送』の日々を描いた物語だ。