僕、橋場恭也。大中芸術大学、映像学科の2回生。かつては十年後の世界でゲームディレクターをしていたが、もう一度、人生を作り直すチャンスをもらい、憧れの芸大に進学。課題制作に追われながらも日々が楽しかった。そして二年が経ち、いずれプラチナ世代と呼ばれるであろう皆が頭角を現し始め、僕は立ち止まる。どうやら、改めて自分自身を、これからのことを考える時が来たみたいだ。加納先生の提案を受けて、僕はとあるゲーム会社でバイトを始めることに。自分にしかできない“何か”を見つけるための第一歩を踏み出したーー。いま何かを頑張っているあなたの為にある青春作り直しストーリー、それぞれの岐路に立つ第8巻。