「父上との結婚に近づきましたね?」王女・プリムの家庭教師として王城へと登城したカイゼル。何気ない会話の中、ふとしたことから女王ソニアに誤解され“カイゼルが結婚相手を募集している”と王都中に喧伝されてしまう。三人の娘たちに問い詰められたものの、カイゼルは子持ちのおっさんに結婚相手など現れるはずもないと軽い気持ちで弁解。しかし、プリムのお付きで参加した社交界で、あらゆる縁談を撥ね付けるとされる氷の令嬢・リリスに求婚されてしまいーー!?さらに、リリスに対抗するように娘たちまでアプローチをし始めてーー!?父親を慕う可愛い娘たちと贈る最強父娘ファンタジー、第4幕!