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本号は、コロナ禍への対応に明け暮れていた2020年度にオンラインで開催された大会・シンポジウムで据えられたテーマに即した特集を組みました。コロナ禍による生活様式の変更は、社会文化にどのように影響を及ぼしているのか。それは社会文化研究の今後を考えていく上でも欠かせないテーマである。特集 コロナ禍における社会文化のゆくえ 特集にあたって  大関 雅弘 〔寄稿〕  コロナ禍の恐怖と統治、反乱と相互扶助について  仲田 教人 〔寄稿〕  新型コロナ禍での「世間」の同調圧力と芸術文化の課題  --人の喜ぶのを見て素直に喜ぶことのできる社会のためにーー  藤野 一夫 〔寄稿〕  コロナ禍での若者支援団体の奮闘と模索  南出 吉祥 〔寄稿〕  場をともにすることの意味  --参加と表現の自由を守る子どもの権利擁護活動ーー  荒井 和樹論文 環境教育政策と環境政策の関連についての研究   久保田 貢 共助の担い手は役割をいかに定義するのか --地域防災ボランティア団体の語りからーー   加野 泉 戦争映画批評の時代 --岩崎昶、あるいは批評の可能性についてーー  大月 功雄研究ノート 木村敏の臨床哲学探究 --概念間の対応関係を捉えるその翻訳的思考をめぐってーー  廣田 拓調査報告 企業主導型保育事業の可能性 --設置者インタビューを通して新たに保育モデル構築をさぐるーー  橘 那由美学会年報『社会文化研究』投稿・編集規約編集後記・執筆者一覧
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