悪魔崇拝、教会放火、自殺、殺人、ネオナチ、テロ行為……北欧に端を発し世界に広まったサタニック・メタルの炎、その全貌がついに明らかに!!3/26より公開の映画『ロード・オブ・カオス』の原作にあたり、2009年に邦訳が刊行されていたものですが現在は絶版。映画公開に合わせてこの名著を復刊しますノルウェーを中心に巻き起こった悪魔主義を標榜するアンダーグラウンドなヘヴィ・メタルのムーヴメント「ブラック・メタル」。しだいに教会放火などの犯罪行為やナショナリズムへの接近など過激化が昂じていく過程を追った一冊。バーズムのヴァーグ・ヴィケーネスへの獄中インタビューや「悪魔教会」教祖のアントン・ラヴェイを含め多数の主要人物や専門家への取材をふまえつつ、音楽的な歴史から、オカルト/悪魔崇拝の歴史、北欧における異教信仰やナショナリズムのあり方など社会的・文化的・心理学的な背景を丁寧に探ったドキュメンタリーです。