ありそうでなかった、こども向け「将棋の手筋」解説本。将棋のルールを覚えて、対局ができるようになると、「この局面で、つぎにどんな手を指すと、じょうずな手なの?」という疑問が、必ずわいてきます。その局面ごとのじょうずな手=「手筋」を、将棋の世界では、プロ棋士をはじめ、数えきれないほどの棋士たちが、はるかな昔より、じつに長年にわたり、研究してきました。じつは、将棋は、まずはこの「手筋」を覚えることで、飛躍的に強くなります。と同時に、一気に楽しくなります。じっさいの局面は、さまざまな手筋が絡みあったり、隠れていたりします。局面をじっと眺め、考え、この隠れた手筋を発見した時の楽しさといったらありません。またそんな手筋を繰り出す指しまわしをしていれば、勝ちがどんどん近づいてきます。「もう一段レベルアップしたい」と考える、すべての将棋好きのこどもたちに最適な手筋入門書。強くなって、楽しくなる、ぜひおすすめしたい一冊です。序章 手筋ってなんだろう?第1章 序盤・中盤の手筋を学ぼう!歩・・・・・・一歩交換/継ぎ歩/垂れ歩 など香・桂・・・・・・スズメ刺し/田楽刺し/桂の両取り など銀・金・・・・・・棒銀の攻め/割り打ちの銀/角の頭を守る など角・飛・玉・・・・・・遠見の角/十字飛車/玉を囲う などチャレンジ問題第2章 終盤の手筋を学ぼう!歩・・・・・・焦点の歩/たたきの歩/成り捨て など香・桂・・・・・・はなして打つ香/不成の桂/ひかえの桂 など銀・金・・・・・・不成の銀/桂頭の銀/トドメの金 など角・飛・玉・・・・・・攻防の角/二枚飛車/玉の顔面受け などチャレンジ問題